入学する高校を選ぶ上でその条件は人それぞれ色々あります。
偏差値、校風、男女共学(男子校・女子校)、学校が遠い近いなどなど。
そして部活も高校を決める上で大きな条件の一つになってきます。
水泳に限ったことではありませんが、その高校にやりたい部活動が有るか無いか、
盛んかまたは強いか・弱いかなどが重要なポイントです。
もちろんそれぞれの高校を選択出来る学力と真剣に部活をやりたいという
意志があることが前提ですが
ただ逆に言うと選択肢が多くあると
子供が高校を選ぶにあたって色々な悩みに遭遇します。
理想は強豪校で確実にレギュラーになれる道ですが
そういう人は学校(私立校)側からお誘いがかかり
いわゆる特待生として受け入れてもらえたりするので
ここでは除外です。
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さて、あなたとお子さんはどの高校を選びますか?
一つ一つ整理して考えていかないと人によっては
パニックになってしまいますよ〜!
下記表を使って頭を整理してみて下さい。
学力・部活両方の条件がなかなかそろわないものですよね!
「いきたい・いきたくない」は
「第1志望・第2志望」と置き換えてもいいでしょう。
どうですか?参考になりましたか?
次に私立校・公立校のメリット・デメリットを見ていきます。
これも子供にとってのメリット、親にとってのメリットと混同してしまいがちなので
やっぱり頭を整理して考える必要があります。
強豪校(私立校)を選ぶメリット・デメリット
メリット1.施設設備が充実・指導者も一流
私立高校はいわゆる個人経営です。ですから利益が必要となるため
多くの生徒を呼び込まなくてはなりません。
そのため魅力的な学校生活をおくってもらうため充実した設備を用意します。
指導(者)も同様、しっかりとした論理的、科学的、合理的な指導が行われます。
メリット2.速い、強い選手が集まり高いレベル
1.のメリットによって結果的に速い・強い生徒が集まってきます。
よりレベルの高い環境や強い刺激で自分を高めることができます。
ちなみに私の住んでいる埼玉県では
春日部共栄、埼玉栄、花咲徳栄、武南高校などが強豪校になりますが全て私立校です。
デメリット1.学費が高い
3年間で約¥300万! 公立校が100万強なので3倍近く!
お父さんお母さんの悩みが一つ増えます。笑
デメリット2.校則が厳しい
営利も目的の一つである私立校は対外的に良いイメージが必要です。
悪いイメージがつけば人が集まらなくなってしまいますからね〜。
ですから生徒に対しても厳格な規律をもって管理していくのです。
公立校でも厳しいところはありますけどね。笑
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並の学校(公立校)を選ぶメリット・デメリット
メリット1.学費が高くない
公立校は都道府県や市町村が運営している学校です。
そのため授業料は税金から支払われます。
上で記したように私立校の1/3程度で済みますから、かなり大きな差といえます。
メリット2.校則がゆるめで自由度が高い
メリットと言っていいか微妙なとこですが・・・
公立校もしっかりとした校則はありますが
それを厳格に管理するかしないかのところがゆるめなのです。
デメリット1.設備の質は低い・指導者もあたりはずれがある
学費が安い分施設、設備は最低限の物や状態です。
当然プールも古い、汚いなどで屋内プールなんてありえません。
冬になれば近くの(いや遠くても)公営のスポーツ施設などに行って練習です。
指導者も専門の知識が無い名前だけ顧問という場合もあります。
デメリット2.部活によって人数が集まらない
下記関連記事でも説明したのですが
部活動のくくりでいうと水泳はかなりマイナーなスポーツになります。
関連記事↓
水泳はメジャーか?マイナーか?
学校によっては水泳部が無いとか、あっても人数が
少ない・弱いということも多くあります。
水泳(競泳)の醍醐味であるリレーのメンバーすら組めないなんてこともあります。
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まとめ
高校の選択は親が勝手に決められることではありませんし
子供の意志だけで安易に決められることでもありません。
レギュラーになれるかわからない強豪校を選んでチャレンジするか
並の学校でレギュラーになって必ず出られる道を選ぶか
考え方次第ですが、必ず子供本人が納得した上で決定しましょう!
成績がよろしくないと選べる学校も限られるので
ある意味子供にとっては楽かもしれませんが・・・笑
例えば行ける高校が学費の高い私立校だと親としては苦い選択になるかもしれません。
人生は選択の連続ですがその選択肢が少ないと
子供の可能性も狭めてしまいます。
究極の結論は
スポーツバカはダメ!ちゃんと勉強して学力はつけておかないと
選択肢が狭まってしまいますよ!ってこと!
ではでは