娘、息子の視力悪化に伴い
私がずっと気になっていた
水泳と視力の関係をまとめてみました。
学校保健統計調査報告書によると
児童・生徒の視力低下は年々増加していて
だいたい8歳頃から増え始め、
12歳から14歳までの中学期に
著しく増加すると報告されています。
私の娘、息子の視力低下時期とほぼ重なります。
要因としては間違いなく
スマートフォンだと思われますが
それって
「水泳とは関係ないじゃん！」
って思われたかもしれませんね。
確かにここまでは関係ありません。
現代の子供達はみんな視力が低下している
傾向にあります。
問題はここからです。
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水泳選手は視力に対する意識が低い！？
スポーツ選手にとって視力の良し悪しは
パフォーマンスに大きく影響します。
野球、サッカー、バレーボール、
バドミントン、卓球などなど
特に球技においてはボールの動きを捉え、
相手の動きを瞬時に判断することが
求められます。
スポーツと目の関係性を研究している
「スポーツビジョン研究会」での
視力検査項目を紹介すると
1.静止視力
視力検査として一般的に行われている検査
2.KVA動体視力
遠くから自分の方に向かってくる目標を見る動体視力
3.DVA動体視力
目の前を横に移動する目標を見る動体視力
4.コントラスト感度
白黒の微妙なコントラストを感じる能力
5.眼球運動
いくつもの目標に素早く、正確に視線を移す能力
6.深視力
距離感の基本になる能力で、両目を使って得られる能力
7.瞬間視
チラッと見て、瞬間的に周囲から多くの情報を得る能力
8.目と手の協応動作
目で捉えた目標に直ちに手で反応する能力
パフォーマンスを上げるためには
必要不可欠な要素ばかりです。
ですから
先に挙げたスポーツ競技者は
視力が悪くなれば
これ以上視力が悪化しないように
努力するでしょう。
または眼鏡やコンタクトレンズで
視力矯正をしたりして
とにかくパフォーマンスを
落とさないように
なんらかの手立てを打つはずです。
しかし
水泳（競泳）はどうでしょう？
決められたコースを真っ直ぐ泳いで往復する。
見ているのはプールの底くらいで
遠くを見ることもないですし
動体視力もそうそう必要ありません。
視力が良いに越したことはないでしょうが
水泳は視力が悪くても競技に影響することが少なく
「何となく見えている」程度でも
あまり支障が出ないのです。
そうなると競泳選手においては
視力が悪化しても
それをどうにかしようとする
意識が低く、視力を改善しようとする
選手は少ないのです。
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水泳選手は視力が悪くなる一方！？
「大学体育の水泳実技における視力低下者の調査」では
下記のような調査報告がされています。
サッカーやバレーボールなど陸上で行う体育実技での
視力矯正者は調査対象者240名中51％でしたが
水泳実技において視力矯正を行っているものは
全体の19%のみでした。
競泳選手での調査ではないので
この調査を持ち出すのは不適当かもしれませんが
仮に競泳選手で同じ調査をした場合でも
上記に近い結果が出て
視力を矯正する意識は
低いのではないでしょうか。
そもそも
水中という特殊環境により物理的に
メガネをかける事ができません。
コンタクトレンズは出来なくはないのですが
紛失の恐れや、角結膜炎等の発症の恐れが高くなるため
メガネ・コンタクトレンズに関しては
したくてもできないということになります。
自宅でラクラク視力アップ法は
こちら↓
視力回復アイスマイル1.0
さらに
ゴーグルをすることが
眼球を圧迫して視力を低下させるとか
プールの塩素が視力悪化に影響するとも
言われていますが
これに関しては
はっきりとした資料はみあたりません。
ただ目にとって良い環境では
ないことは確かでしょう。
度付きゴーグルなるものもありますが
結局、視力が悪化しても
それ程困らない
→視力矯正する必要がない（したくても出来ない）
→視力に対する意識が低くなる
でも水中は目にとって良い環境ではない
→よって視力がどんどん悪くなるという
悪循環に陥ってしまうのです。
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目が悪い人はトップ選手にはなれない？
トップ選手にも視力の悪い人はいると思いますし
視力がめちゃくちゃ良い人でもトップ選手でない人は
五万といるでしょう。
もしあなたのお子さんが
トップ選手になれていない
なかなか思うように成長できず
伸び悩んでいるならば
身体に悪い所がないか
確認してみてはいかがでしょうか？
お子さんの視力回復方法を
確認する↓
虫歯はないか、姿勢は悪くないか、
風邪はひきやすくないか？
視力は落ちていないか！
などなど
身体の状態を確認して
もし悪い所があるならば
メンテナンスして改善しましょう。
悪いところをそのまま放置するような
低い意識では絶対
トップ選手にはなれないでしょう。
練習などで努力するのは当たり前。
でもその前に動かす身体を
ベストの状態に整える事が重要ですね！
結構、忘れがちなことだと思いますが・・・
ではでは
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