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簡単に水泳選手になれるわけではない!
水泳って何となく始めることはなく
スポーツと言うよりまずは習い事で始めることが多いですよね。
サッカーや野球のように気軽に遊びで始め
「サッカー選手になりたい」「野球選手になりたい」とチームや部活に入って
本格的に選手を目指すのとは違って
一般的にはスクール生(習い事)から始まり、こつこつと階級を上っていき
4泳法をマスターして
ある程度の基準タイムを満たした時点で
育成コース・選手コースにスカウトされます。
そう簡単には選手になれないのが水泳(競泳)なのです!
でもこれが水泳の独特さであり
面白さの一つでもありますよね。
もちろん中学・高校の部活動でいきなり
「水泳部に入りま〜す」なんて変わった人もいますが、、、
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好きな(嫌いな)種目、得意な(不得意な)種目
得手不得手があるにせよ水泳選手になった時点で基本的には
クロール、ブレスト、バック、バタフライの4泳法はマスターしている訳ですから
あとはその中から自分のスタイルを
決めていく事になるのです。
が、ここで大きな問題が出てきます。
自分のやりたい・好きな種目はどれか?
自分の得意な種目は何なのか?
簡単には決められません。
と言うか
「わからない」と言った方が
正しいかもしれませんね!
例えば
好きな泳ぎはクロール!でもタイムが出ないとか
バタフライは疲れるから好きじゃない
けどタイムが良い等など。
当然、成長過程による体格や体力の変化で得意不得意もまた変わったりします。
自分(本人)だけの判断や
好き嫌いの選り好みで
決められる事ではありませんし
クラブ側(指導者・コーチ)もしっかり
そしてじっくり、その時々の状況・状態を確認しながら
各選手のスタイルを決めていかなければなりません。
水泳ベストタイム更新プログラム ~2軸泳法で4泳法に革命を起こす~【日本体育大学 水泳部コーチ藤森善弘 監修】
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ブレスト(平泳ぎ)を制すはコンメ(個人メドレー)を制す
さて、そんな中で私が気になったのは
数多くある種目の中で
個人メドレーを選ぶ(選ばれる)選手ってどんな人なの?ってこと
まあ普通に考えて4泳法とも速く泳げれば良い訳ですよね。
でも体力的にもキツいでしょうし、
泳法の切り替え時のテクニックも必要で素人から見ても大変だよね〜って思う訳です!
で、速い選手の特徴を見ると
なんと言っても
ブレスト(平泳ぎ)の速い選手です!
ブレストは、いわゆる他の3つのスタイル
(バタフライ、バック、フリー)と比較して、いくつかの特徴的な違いがあります。
まず脚の動き「キック」が独特です。
ウェッジキック?とかウィップキック?とか素人には説明できません(笑)
腕の動きもまた然り、他のスタイルとは異なる腕の動きをしますよね。
そして、そもそも他のスタイルに比べてブレストは、
エネルギー効率が低く進むスピードが遅いわけですよ。
要は速く泳ぐのが難しいのです!
ですから、3つのスタイル(バタフライ、バック、フリー)が
人並みのスピードでもブレストを人並み以上に速く泳げれば個人メドレーで良い成績が出せるということです!
いずれにしてもコンメ選手ってスゲ〜っ
平泳ぎスピードアップ・プログラム【女性スイマー用に開発】北京オリンピック100m・200m平泳ぎ代表 種田恵 監修
結局スタイルはどう決める?
スタイルをどう決めるかは結局のところ
色々な練習をし、タイムを計り、大会・記録会に出て
本人とコーチと両者が納得した状態で決めていくしかないですね!
得意な種目を伸ばすのか?
苦手な種目を強化して克服するのか?
トレーニングの量や質はとにかく人それぞれです。
勝手に自分で苦手意識を持ってしまうことで練習不足になったり、泳ぐことが嫌いになったりすることは非常にもったいないことです。
そうならないよう慎重に、でも泳ぎを楽しめる自分のスタイルで頑張っていってくださいね!
ではでは
バタフライ・スピードアップ・プログラム【明治大学水泳部監督、バタフライ200m元短水路日本記録保持者 佐野秀匡 監修】