何かと悪者扱いされる脂肪ですが
人間に必要だからこそ備わっているものです。
小学生(執筆時)の息子は極細マッチョで
週6で泳いでいるのでそれなりに筋肉はついていますが
太れない!脂肪がない!
ダイエットに失敗している人からすると何とも羨ましいですが。
息子の体に脂肪をつけるために
ちょっと脂肪のことを勉強していきましょう。
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脂肪は大事な臓器
脂肪の重要な役割とは?
ここではざっくりと説明します
エネルギー源を蓄える働き
「ラスト10m〜蓄えていたエネルギーを補充!
スピード落とさずさらに加速!」
な〜んて単純な話ではありませんが
体脂肪によってエネルギーを蓄えられるのであれば
体脂肪がないより、ある方が有利ですよね。
反対に体脂肪が低すぎると筋肉が減りやすくなります。
脂肪がなくエネルギーが蓄えられなければ
筋肉からどんどんエネルギーを使っていきます。
ですからその分、筋肉量が落ちてしまうのです。
体温を保つ保温機能
脂肪は熱伝導率が悪いのですが、
良く言えば保温性能が高いと言えます。
水温や外環境によりますが
水泳は特に体温を維持しにくいスポーツだと言えます。
男子選手なんてほとんど裸ですからね。
脂肪がなければ体内の保温機能が低下します。
よって別の臓器で補おうとするので
余計なエネルギーを消費してしまい
やっぱり体にとっては非効率な状態になるわけです。
それに伴って免疫力も低下して
ますます体を悪い状態にしてしまいます。
あとは物理的に内臓を守る働きが挙げられます。
脂肪は浮く?筋肉は沈む?
脂肪の比重は水より軽いので浮く 脂肪<水
筋肉の比重は水より重いので沈む 筋肉>水
という事実があり
体脂肪が少なく筋肉量が極端に多い人
例えばムッキムキのボディービルダーは
確かに水に浮きにくなります。
ただ水泳では単に浮力だけで浮いているのではなく
泳ぐことによって浮く力(揚力)を生み出しているのです。
この浮力と揚力を総合した働きを浮揚力といいますが
さらに前に進む力「推進力」をプラスして速く泳げるようになるのです。
ですから確かにボディービルダーは
速く泳ぐことに関しては不利になりますが
一般的な水泳選手では体脂肪の
多い少ない=浮力が大きい小さい=泳ぎが速い遅い
という式は単純にはあてはまりません。
それでも浮力が無いよりあった方がいいですし
浮力によってコンマ1秒でも速くなるのであれば
体脂肪をつけることを含め最適な体を作っていくことは
競泳選手にとって当たり前の話です。
競泳選手の平均体脂肪率は
男子で8〜12%
女子で10〜16%
世界の北島康介でも13%程度です。
陸上短距離男子選手の平均体脂肪率は「8±2%」で
ケンブリッジ飛鳥選手にいたっては4.4%だそうです。
体操男子で「5±1%」、サッカー男子は「9±3%」
こうみると競泳選手の体脂肪率の高さがよくわかります。
もちろん筋肉と体脂肪をバランス良くつける
ということが重要ですけどね。
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脂肪をつけるために必要なこと
脂肪をつけることだけに限ったことではありませんが
3食の食事をしっかり摂ることが大前提となります。
さらに運動直後のプロテイン摂取や
栄養補給のサプリメントなどを併用することも大切です。
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脂肪がつきやすい食べ物は
太る(体脂肪をつける)ためには
炭水化物と脂肪を多く摂りましょう。
炭水化物の多く含んでいる白米やパスタ
脂質は牛肉や豚肉、卵、牛乳
これらをバランス良くを摂ることが大事になってきます。
甘いケーキなどのスイーツ
ポテトチップなどのお菓子(ジャンクフード)
高カロリーで太りやすい食べ物ランキングの上位ですが
食べ過ぎれば脂肪がつきすぎたり糖尿病などの病気になるリスクも
増えてしまいますので要注意です。
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まとめ
いかがですか?
私の息子も以前に比べてご飯(特に白米)を
多く食べられるようになってきました。
親としては子供には自分より全ての意味で
大きくなって欲しいものです。
まずは子供が体を大きくしていくために
その局面局面で親が適切なアドバイスを
してあげなくてはいけませんね!
ではでは