
親も子供も小さい子から大人まで
水泳(プール)では大事故につながる
危険があることをよく認識する必要があります。
大きく3つの事故を取り上げています。
1.プールサイドでの転倒事故
2.飛び込みでの人やプールの底面との衝突事故
3.溺水・意識喪失事故
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プールサイドでの転倒事故
プールサイドを走って滑り、転倒
早くプールに入りたい、逆に早く帰りたい、
身体が冷えて暖かい場所に行きたい、
尿意をガマンしてて漏れそう・・・などなど
大人でもうっかり走ってしまいそうです。
特に小さなお子さんだと
強く言い聞かせていて、本人も理解しているつもりでも
無意識のうちに
小走りになってしまうことはよくあることです。
水で濡れているプールサイドは
滑りやすくとても危険ですので
小さい子には何度も言い聞かせ
「プールサイドは走らない」と
頭に叩き込む必要があります。
もちろん
中高生以上の大人も油断してはいけません。
練習をしすぎて肘や肩を故障してしまう
怪我ももちろん避けなければなりませんが
全く泳ぎとは関係ないところでの怪我は
最も避けなければならないことですね!
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飛び込みでの人やプールの底面との衝突事故
飛び込みの際に水中の人と衝突
それぞれのプールやスクール・クラブでの
ルールに従うのは当然ですが
周囲をよく見て、人がいる場所に飛び込まないことを
徹底しましょう。
浅い場所での飛び込みによる頭部や頸椎(首)の損傷
水泳上級者にも起こり得ることで
普段水深のある(深い)プールで練習していると
別の浅いプールにいつもと同じ感覚で飛び込んでしまうと
プールの底に激突してしまう事故です。
当たり前のことですが、大会等でいつもと違うプールで泳ぐときは
飛び込み前に必ず水深を確認しましょう。
またコーチ等の指示に従う必要もあります。
競泳の飛び込みの衝撃(パワー約1000~1500W位)は、
力士同士がぶつかる瞬間のエネルギーも同じくらいの衝撃であり
プロボクサーのヘビー級選手がフルスイングで打つパンチの衝撃
とも言われています。
上記のような事故があると大怪我になること必至なので
くれぐれも注意が必要です。
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溺水・意識喪失(最も危険で致命的な)事故
無理な息止めや過呼吸による
「潜水型ブラックアウト」(意識を失い、そのまま溺れる)
ノーブレス(No Breath)という、
息継ぎをせずに泳ぐ泳法があります。
通常、短距離のスプリント種目(50m自由形など)で
行われるものですが無理をすると
酸素不足によるブラックアウト(意識喪失)のリスクがあるので
慎重に取り組む必要があります。
体力の限界を超えた泳ぎや急な体調不良
上記のノーブレスもそうですが
急な体調不良でも無理をしすぎれば
大事故につながりかねません。
やはり水の中ということを忘れずに
水泳は超危険なスポーツ?競泳選手って、すごいぞ!
小さい子どもが水深のある場所に入り、足がつかずにパニック
スイミングスクールやクラブでは
あまり起こりにくい事例かもしれませんが
小さな子供の行動は予測不可能な面も大いにあるので
監視をしっかりするとか浮き具を装着しておくとか
最善を尽くしておきましょう。
どれも命や健康に関わる事故なので、
安全意識を持って水泳を楽しみましょう!
ではでは
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