プールに行くとあの独特のニオイがただよってきますよね。
このニオイの正体何かわかりますか?
あ〜塩素ね! と、思われたあなた
半分正解で、半分不正解です!
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まず、なぜ塩素を入れるのかというと
これは、知ってのとおり
「消毒」です。
大腸菌などの病原菌を除去するために塩素を使います。
これはプールの衛生基準として厚生省によって遊離残留塩素濃度が
0.4~1.0(mg/L)と決められています。
実は(知っている人も多いかもしれませんが)
水道水にも塩素による消毒がされています。
やはり遊離残留塩素濃度が決められているのですが
なんと、
水道水の塩素濃度もプールの水とほとんど変わらないのです。
え〜!でも水道水はプールのような独特のニオイはしないよね!
どうしてプールだけ臭うの?
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それは
塩素と人の汗や体の汚れ(アンモニア性窒素)が化学反応を起こして
結合塩素(クロラミン)という刺激物質を発生させているのです。
これが、あの独特なニオイの原因です。
さらに、目がかゆくなったり赤くなったりする原因や、
呼吸における刺激、痛み、ようするに
「むせる」原因になったりするのです。
プールに塩素はなくてはならないものです。
ゆえに水泳選手はこの塩素+クロラミンと日々戦っていかなくてはならないのです。
がんばれ!水泳選手
塩素なんかにいや、クロラミンなんかに負けるな!
ではでは
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