水泳って実に面白い!

お母さん・お父さんのための競泳・水泳・スイミング「見方」講座〜水泳って実に面白い!

水泳know-how(ノウハウ)

川口わんぱくトライアスロンで上位を狙う方法

投稿日:2017-09-05 更新日:

今回は水泳とは若干話しはそれますが
川口わんぱくトライアスロンの上位を狙う方法をお話しします。

 

ちなみに私の子供達は
娘は201020112012に出場
息子は201520162017に出場

一応自慢できる順位でフィニッシュしています。

 

今までは青木公園ので行われていたのが今回2017年は(から?今後も?)
スキップシティで行われました。

スイムは川口総合高校のプールでバイクとランはスキップシティの周りを走ります。
2016年までの青木公園でも年々、微妙にコースや距離が変わったりしていますし

今回2017に関しては大幅に変更しているので、その時々で戦略も微妙に変える必要はあります。

このブログでは2017年のコースで考えていきます。

 

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わんぱくトライアスロンの概要(2017年)

小学4年生から6年生が参加できます。

スイム50m、バイク2.2km、ラン800m
2016年まではバイク3~4km、ラン1kmでした。)

 

正規のトライアスロンに比べたら極々短い距離で
トランジット(乗り継ぎ部分)を含めても20分前後です。

 

小学生が全てフルパワーで泳いで、漕いで、走ったら結構ヘビーでキツイ競技です。

 

で、この川口わんぱくトライアスロンで上位を狙うのなら

結論から言ってしまうと、ずばり!

スイム(泳力)の強化です!

 

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本気で水泳をやっている子が絶対有利

バイク(自転車)やランと違い、スイム(水泳)は普段の生活にはない動きです。

水泳はその運動をやろうとしないと絶対できない動きなので
普段からスイミングクラブに通い泳いでいる子と、そうでない子の

泳力の差はかなり違ってきます。

 

毎日何千メートルと泳いでいる子が50m泳ぐのと
年に数回泳ぐ子とでは当然ながら進むスピードが違いますし
泳いだ後の疲労度が全然違います。

たがが50mされど50
普段泳がない子からすれば結構キツイんですよね。

 

無駄な力を使わず速く泳ぐ(進む)為にもスイムの強化は必須です。

 

逆に言うと
スイミングクラブに通っている(週1でも)若しくは
選手・育成コースでがっつり泳いでいる子は

上位を狙える可能性が高くなります。

 

水泳を習うことが出来ない場合は短期水泳教室等で
基礎的な部分を身に付けておくことをオススメします。

ほとんどのスポーツ・スイミングクラブで定期的に開催されていますので
色々と調べてみましょう。

 

ちなみに
20176年男子上位3人は全員、水泳選手でした!

 

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バイク(自転車)~親の考えが影響する種目~

道具の機能性能によって左右される種目であるバイク。
我が子のために親たちが大いに試行錯誤する部分です。

 

「ジュニア用のロードバイクを買ってあげようか」
「いやいや1回のトライアスロンのために買うのはもったいない」
「じゃあ安めのクロスバイクにするか」
「普段使わないならやっぱりもったいない」
「タイヤが大きい方が有利?」「ギアの数が多い方がいいの?」

もうお父さんお母さんの頭の中はパニックです。笑

 

では、どんな自転車を用意すればいいのか?!

 

バイクは乗り慣れた自転車が一番!

学年に12人はジュニアロードバイクを乗っていたり、ママチャリ、ジュニアスポーツ車と
みなさん色々な自転車に乗っています。

ただレースを見ていて一番思うことは明らかに体とバイクの大きさが合っていない

またはサドルの位置が低すぎることです。

 

お父さんお母さんの大きい自転車を借りて走っている子
この日のために新調したての真新しい自転車を乗っている子

でも乗り慣れていないのでスピードが出せていません。

カーブや折り返しでふらついています。

こういったロスが順位に響いてきますので多少身体に負荷がかかってもスピードを出せる
普段乗り慣れた自転車で走ることが得策です!

 

絶対やってはいけないことは大会当日のみ
お父さんお母さんや人のの自転車を借りて走ることです。

 

タイム勝負なのでスピードが出せなければ意味がありません!

 

「いやいやロードバイクや大きい自転車の方がスピード出せるでしょ!」と

思われるかもしれませんがこの理論には大きな間違いがあります。

 

それは、

走る距離が短いから、自転車の特性で差が出にくいのです!

 

ロードバイクは長く、楽に、速く走れる自転車ですので
距離が長ければ長い程その特性が活かされます。

 

わんぱくトライアスロンは距離は短く、2017年にいたっては2.2km
更にほぼ直角のカーブ2カ所×2U字の折り返し地点があり短い距離の上
減速しなくてはいけない場所が合計5カ所と

ロードバイク(スポーツバイク)の特性をほとんど活かせないコースです。

 

ですから、自転車をどうのこうの選ぶことより
お子さんの体力をアップさせること、普段から自転車に乗り慣れておくことを
優先させることが上位を狙う秘訣です。

 

大会1日の為だけに高価なバイクを買うことは意味がありませんよ!

 

 

バイクは普段仕様からレース仕様に

それでも、我が子を優位にしてあげたいというのが親心というもの。
私もそうでしたからね。笑

 

ちなみに私の息子が5年生の時は完全普段仕様で出ました。
サドルも低いままで、息子いわくほとんど立ち漕ぎしてすごい疲れたと!

それでも息子が上位に食い込めたということは
あまり自転車の性能うんぬんではなく
子供の体力そのもののが大きく影響する、と私が気づかされた瞬間です。

その経験やたまたま私自身がスポーツバイクを趣味にして経験したことから導き出した

お金を掛けずに我が子を優位にするポイントは

 

  1. サドルを上げる(レース時の適正位置にする)
  2. 必要のないものは外す
  3. ハンドルを変える

ここからは多少自転車をいじるので(もちろん不正改造ではありませんが)
自己責任でお願いします。
自転車屋さんに相談するのもいいかと思います。
(※わんぱくトライアスロンでは事前に自転車屋の点検が義務づけられています。)

1.サドルを上げる(レース時の適正位置にする)

先にも話したようにサドル位置が合っていない子が78割いたと言っても
過言ではないくらいです。

せっかくスピードの出せるスポーツ自転車を乗っていても
サドルの位置が全然合っていないので
もったいないなぁという子が多いのです。

 

おそらくこれは、普段仕様のままで出走しているからでしょう。

普段は安全のため地面にしっかり両足(足裏全部)がつく設定にしているのでしょうが
レースでは足をつく必要がありません。

サドルのベストの位置はペダルを踏んでペダルが6時(一番下になった)の位置で

膝がほんの少し曲がる程度です。

これが一番ペダルに効率良く力を伝えられるポジションです。
(ロードバイクを選ぶ時は膝の曲がる角度を厳密に計測したりしますが
ここではそこまでする必要はないでしょう。スポーツ自転車ではない
場合もありますからね。)

 

ですから(安全第一ではありますが)普段から適正なサドル位置で
自転車を乗ることをオススメします。

 

普段は両足つま先がつく程度に調節しておいて
レース前日または当日再調節するのがベターです。

 

お子さんも「すごい乗りやすくなった」とびっくりしますよ!

 

 

2.必要のないものは外す、軽いものに取り替える

ロードバイクは走るために必要なもの以外はそぎ落としている自転車です。

ですから普段使用している自転車でも不要なものは外して軽量化しましょう。

リアキャリア

二人乗りは違反ですし、買い物カゴを付けるわけでもないので全くといていい程必要ありません。

 

スタンド

普段は絶対必要ですが、(ママチャリの場合)かなり重いスタンドなので軽いものに取り替えましょう。

アマゾンなら安いものであれば1000円前後で購入できます。

息子の自転車では
リヤキャリア+スタンド+ディレイラーガード=1100g
新しく付けたスタンド420g

1100g420g680gの軽量化

 

この差は結構重要ですよ!

 

さらにポイントは大会ぎりぎりまで重い状態で乗ること。
これはドラゴンボールの亀仙人式トレーニング法!笑
わからない人は調べて下さいね

当日自転車をいじるのは危険なので少なくとも一度は
軽量化した状態で走って問題ないか試して下さい。

 

さらにここでのポイントは子どもに自転車が軽くなったことを確認させ
これで「より速く走れるね」と思い込ませることです。

子どもでもメンタルで調子が良くなるなんて普通にありますからね!

 

3.ハンドルを変える

1と2だけでも充分ですが、もしママチャリ仕様のハンドルであるならば
思い切ってハンドルを変えることも検討しましょう。
(ただ、もし変えるのなら1ヶ月以上前から乗り慣れる必要はあります。)

 

ハンドルを変えることで少しでも前傾姿勢になり空気抵抗を減らし
更に腕、尻、脚に体重を分散させて身体を疲れにくくします。

 

アマゾンならだいたい2000円前後で購入できます。

注意点はハンドルグリップを外すのが難儀ですし
一度ブレーキレバーや変速レバー等を外し新しいハンドルに付け替えるので
工具を使ったことのないDIYは苦手というお父さんお母さんは
やめておいた方が良いでしょう。

 

スピードを体感しておこう

もう一つバイク種目で優位に立つやっておきたい重要なことがあります。

それは

自分がどれくらいスピードを出すことができるか?

ということです。

 

普段から自転車に乗ることがわんぱくトライアスロンで上位を狙う秘訣ではありますが

 

通常街中で自転車を乗る限りではそうそうスピードは出せません。
歩行者がいて自動車が走っているので危険がいっぱいです。

自転車がらみの交通事故も増えているので
尚更安全運転が必要でスピードを出すことはできません。

 

スピードを出す練習は1回はやっておこう

そこで、安全を確保できる車の走らない河川敷などの
広くスピードの出せる場所を探して速く走る練習をしましょう。

 

フルパワーでペダルをこいで自分がどれくらいスピードを出せるのか?
恐怖心はないか?スムーズに減速して止まれるか?

といったことを一度は練習しておきましょう!

 

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ラン~走りこむ!ただそれだけ~

最後のランに関しても1km弱と距離が短いのでスプリント(全力疾走)勝負になります。

「前半抑えて後半追い上げる」というような戦略を考えている場合ではなく
最初からフルパワー全開で走れるようなりましょう。

 

長い距離を走る練習をするより12kmを全力で走る練習をして
スプリント力をつけます。

 

サッカーなど走る運動を普段からやっている子は特に問題はないでしょうが
水泳をやっている子は必ず練習しましょう。

 

わんぱくトライアスロンは水泳をやっている子が有利とお話ししましたが
陸上で走る運動をしている子に比べて走る行為は劣る場合が多いのです。

 

なぜなら水泳は浮力のある水中での運動なので
陸上で走る行為は足腰への負担が大きく違ってきます。

 

心肺機能的には問題ないのですが水泳の動きにない重力や自重による
膝などへの衝撃は最悪の場合怪我をしてしまいます。

 

ですから水泳をやっている子は特に走る練習は必須となるのです。

 

 

逆に言うと
水泳をやっている子が走る練習をして走力もつければ
「鬼に金棒」となって上位を狙えるという結論につながるのです!

 

 

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まとめ

川口わんぱくトライアスロンに出場する子達は当然運動好きで運動に自信があり、
負けず嫌いな子が多いでしょう。

 

泳ぐ、こぐ、走る距離も長くなく、それ程大きな差はつかないので
ほんの少しのタイムロスで大きく順位が落ちてしまいます。

 

その中で上位を狙うには、上に書いたことを含めやれることをやって、
しっかりと準備していく必要があります。

 

ただ、そもそもの話しですが

 

一番肝心なのは

本人に本気で上位を狙う自覚があるか!

ということ。

 

いくらお父さんお母さんが子どものためにがんばっても
本人にその自覚がなければ意味ありませんからね。笑

 

お子さんの健闘を祈ります。

 

それと自転車をいじる時はくれくれも自己責任でお願いしますね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではでは

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