ジュニアからシニアまでエントリーできる(公式の)記録会では
ルールの基準が、かなりゆる〜くなります。
とくにジュニア(小学生低学年くらい)には
ルールはおいおい覚えてね!
という水泳連盟の姿勢です。
だって、初めての出場なのか
「どうしたらいいかわからない」とうい感じの子や
おでこにゴーグルしたまま、泳ごうとする子、
背泳ぎなのに、スタート台に上ってしまう子
などなど、珍プレーも尽きません。
そんなお子様たちなので、明らかに、フライングしてようとも
「よーい」の段階で体がぐらんグラン動いていようが
失格にはなりません。
甘〜い、甘〜いアメを与えています。
失格のことは別記事も書いています。
詳しく見る↓
意外と多い泳法違反による失格
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しかしながら、
ある記録会での出来事です。
1人の男子中学生が
「スタート時に違反があったので失格となりました」と
アナウンスされていました。
ルールのゆる〜い記録会でなぜ?
そう、その男子中学生は
日本トップクラスの選手だったのです。
レース自体は当然のように
その男子中学生がぶっちぎっていたのですが
スタートの「よーい」の段階で
わずかに体が動いていたのです。
(私もハッキリと見ていました!)
案の定、失格宣告です。
日本のトップ選手が「なに反則してるんだ!しっかりしろ!」
と、言わんばかりの見せしめとも思われる
ムチでひっぱたかれていました。(本当にひっぱたかれてはいませんよ)
どんなに速くても失格してしまえばアウトです。
当たり前の事ですが、
一流選手とはルール違反をしないという大前提の上に
成り立ちますからね!
気をつけていきましょう。
ではでは